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ちくま文庫

幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版

きな臭い世情なんてなんのその、単身赴任でやってきた勤番侍が幕末江戸の食と町を満喫! 残された日記から当時の江戸のグルメと観光を紙上再現。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43360-2

Cコード

0121

整理番号

-57-1

2016/09/07

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

時は万延元(1860)年、江戸藩邸勤務を命じられた紀州和歌山藩の勤番侍・酒井伴四郎は、江戸での単身赴任の日々をこと細かに日記に記した。蕎麦やすし、どじょうなどの定番江戸グルメから、質素倹約を主とした長屋の食生活まで、几帳面な伴四郎の日記から当時の江戸の「食」を紙上再現。文庫化にあたり、新たに発見された史料から二度目の江戸滞在や日光出張、長州戦争従軍の様子を増補。

目次

第1章 江戸への旅立ち
第2章 藩邸と江戸の日々
第3章 男子厨房に入る―江戸の食材と料理
第4章 叔父様と伴四郎
第5章 江戸の楽しみ
第6章 江戸の季節
第7章 江戸との別れ
終章 伴四郎のその後

著作者プロフィール

青木直己

( あおき・なおみ )

1954年、東京生まれ。立正大学大学院博士後期課程研究指導修了。立正大学文学部助手な?ヌを経て、1989年株式会社虎屋に入社、虎屋文庫研究主幹として和菓子に関する調査・研究に従事。2013年同社を退職、現在は日本菓子専門学校、東京学芸大学、立正大学などで非常勤講師をする他、時代劇ドラマなどの考証を行なう。他の著書に『幕末単身赴任下級武士の食日記  増補版』(ちくま文庫)など。

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