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ちくま文庫

小説 浅草案内

バブル直前の昭和の浅草。そこ引っ越してきた独り暮らしの作家。地元の人々との交流、風物、人情の機微を虚実織り交ぜて描く。解説 いとうせいこう

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43439-5

Cコード

0193

整理番号

-48-1

2017/04/06

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

粋なやつ、不器用なやつ、土地っ子、よそ者…、色とりどりの人間模様が見られる東京浅草。その奥深さに、作家自らも吸い寄せられてゆくかのように書かれた連作小説全12話。SFから時代小説まで幅広い作品を残した半村良。彼が愛した昭和末年の浅草?荘艪ノ、なさけ、酒、色恋を実際の風物を織り交ぜながら描いた人情小説の最高傑作。

目次

横丁の猫
鳩まみれ
朝から晩まで
つくしんぼ
一文の酔
おたんこなす
冗談ぬき
寒い仲
国木屋
へろへろ
日和下駄
祭りのあと

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