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ちくま文庫

増補新版 いま、地方で生きるということ

どこで生きてゆくか、何をして生きてゆくか? 都市とは違う、自然を感じられる場所で練りあげられた幸福論。8年後の再インタビューを加えた決定版。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43640-5

Cコード

0136

整理番号

-8-4

2019/12/09

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

与えられた範囲内の自由でなく、仕事や暮らしを、自分たちでつくり出してゆく自由。社会変革のような大きな物語でなく、身近で具体的なことに時間とエネルギーを注いでいる人々のあり方。どこで、だれと、なにをして生きてゆく?「いま、地方で…」というテーマを片手に、東京を離れ11名を訪ねて回ったロードムービーのような幸福論。8年後のインタビューを大幅に加えた決定版。

目次

1 東北行(河北 南三陸、登米、釜石、遠野、秋田)(2011年5月14日塚原俊也さん「自分に対する信頼が心の中にあるんです」
2011年5月15日川北ありさん「自分は“機会”に身を置いている感じがする」
2011年5月16日柴田道文さん「本当にオーガニックな状態になることが大事だと思うんです」
2011年5月19日柏崎未来さん「東京に出ている友だちに、釜石に戻ってきてほしい」
2011年5月19日徳吉英一郎さん「人間の自由度の量の問題ですね」
2011年5月20日矢吹史子さん「この場所とやれることを、まずは最大限でやることが大事」
2011年5月20日笹尾千草さん「小さな単位を、もっと」)
2 九州行(福岡、鹿児島、屋久島)(2011年5月23日酒井咲帆さん「問題が見えなくなるぐらい大きな力で、問題を包み込む」
2011年5月23日田北雅裕さん「自分の幸せを考えたこともないですね」
2011年5月28日星川淳さん「生物的な直感知や本能は大事にしたほうがいい」)
3 あとがきにかえて(2011年6月20日三嶋邦弘さん「自分たちの場所を自分たちでつくってゆくこと」)
2019年7月4日豊嶋秀樹さん(東京・水道橋)

著作者プロフィール

西村佳哲

( にしむら・よしあき )

1964年生まれ。リビングワールド代表。プランニング・ディレクター。京都工芸繊維大学非常勤講師。つくる/教える/書く、の三種類の仕事を手がける。「働き方研究家」。著書に『自分の仕事をつくる』『自分をいかして生きる』『かかわり方のまなび方』『増補新版 いま、地方で生きるということ』(以上、ちくま文庫)、『自分の仕事を考える3日間Ⅰ』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』『わたしのはたらき』『一緒に冒険をする』(以上、弘文堂)、『なんのための仕事?』(河出書房新社)などがある。http://www.livingworld.net/

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