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定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43871-3

Cコード

0197

整理番号

-55-1

2023/05/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

ハーン小路 恭子

内容紹介

再評価が進むマッカラーズの短篇集。奇妙な片思いが連鎖する「悲しき酒場の唄」をはじめ、異質な存在とクィアな欲望が響きあう触発の物語八編を収録。

著作者プロフィール

カーソン・マッカラーズ

( かーそん・まっからーず )

カーソン・マッカラーズ[Carson McCullers 1917―67]:アメリカの女性作家。ジョージア州に生まれる。初めピアニストを志してニューヨークへ出るが、その直後に授業料を紛失し音楽家を断念、コロンビア、ニューヨーク両大学の創作クラスで学ぶ。主な創作活動期は1940年代で、最初の長編『心は孤独な猟人』(1940)は、村上春樹の手により新訳が刊行され話題となった(2020年8月)。

ハーン小路恭子

( はーんしょうじきょうこ )

ハーン小路 恭子(はーんしょうじ・きょうこ):専修大学准教授。専攻はアメリカ文学。ミシシッピー大学英文学課博士課程修了。訳書にソルニットの『説教したがる男たち』『私たちが沈黙させられるいくつかの問い』

西田実

( にしだ・みのる)

西田実(にしだ・みのる):1916-2006年。米国文学者、翻訳者。訳書に『ハックルベリー・フィンの冒険』(岩波文庫)などがある。

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