増田彰久
( ますだ・あきひさ )1939年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。大成建設を定年で退職後、増田彰久写真事務所を主宰。明治、大正、昭和戦前の西洋館や近代化遺産を、一貫して撮影する。第33回日本写真協会年度賞受賞、第9回伊奈信男賞、2006年日本建築学会文化賞などを受賞。著書に、単著として『近代化遺産を歩く』(中公新書)、『和風モダン──増田彰久写真集』(河出書房新社)、『写真な建築』(白揚社)、『棟梁たちの西洋館──文明開化の夢とかたち』(中央公論新社)など。共著として、『建築探偵東奔西走』他、“建築探偵”シリーズ(藤森照信氏との共著、朝日新聞社)、『アール・デコの館』(同、ち?ュま文庫)、『歴史遺産 日本の洋館』全六巻(同、講談社)などがある。