坂口安吾
( さかぐち・あんご )1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
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坂口安吾研究/同時代の回想・伝記や研究・批評、シナリオ・戯曲、資料・年譜の他、全集未収録作品を多数収録。安吾文学の全体像を浮き彫りにする一巻。全巻完結。
補遺(現代仏蘭西音楽の話
想ひ出の町々―京都 ほか)
シナリオ・戯曲(負ケラレマセン勝ツマデハ(八住利雄)
櫻の森の満開の下(広渡常敏) ほか)
回想・伝記(坂口家の系図について(坂口敵吉)
阪口寿庵(阪口五峰) ほか)
研究・批評(石川淳と坂口安吾(澁澤龍彦)
「日本文化私観」論(柄谷行人) ほか)
参考資料
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