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シリーズ・全集

阿部謹也著作集 6 西洋中世の男と女他

——西洋中世の

定価

7,040

(10%税込)
ISBN

978-4-480-75156-0

Cコード

1322

整理番号

2000/04/20

判型

A5判

ページ数

554

解説

内容紹介

個人の誕生と恋愛ヨーロッパではいつ、どのように個人が誕生し、恋愛はいつ頃成立したのか。告解の義務づけが社会構造の根底にある男と女の関係にもたらした変化から、ヨーロッパ史全体を捉え直す試み。書き下ろし論考「西欧中世における死生観と宇宙観の交錯」を連載。

目次

西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で
西洋中世の愛と人格―「世間」論序説
アルブレヒト・デュラーにおける自画像の問題について
現代から中世の結婚をみる
公衆衛生観念の根底にあるもの
歴史を学ぶということ
六法全書の口語訳
西欧中世における死生観と宇宙観の交錯―プラトンからクサーヌスまで

著作者プロフィール

阿部謹也

( あべ・きんや )

1935年、東京に生まれる。1963年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。小樽商科大学教授、一橋大学教授、一橋大学学長、共立女子大学学長などを歴任。『中世を旅する人びと』『西洋中世の男と女』『中世の星の下で』『自分のなかに歴史をよむ』『ハーメルンの笛吹き男』『「世間」への旅』「阿部謹也著作集」全10巻(以上、筑摩書房)、『「世間」とは何か』(講談社)、『物語 ドイツの歴史』(中央公論新社)、『阿部謹也自伝』(新潮社)など多数の著書がある。2006年9月没。

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