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シリーズ・全集

橋川文三著作集 7

——近代日本と中国

定価

4,180

(10%税込)
ISBN

978-4-480-75217-8

Cコード

0331

整理番号

2001/04/23

判型

四六判

ページ数

392

解説

内容紹介

近代日本と中国の関係を福沢諭吉、伊藤博文、岡倉天心、北一輝らの思想と行動を通して探り、日本人にとってアジアとはなにかを問う諸篇。

目次

福沢諭吉の中国文明論
福沢諭吉と岡倉天心
伊藤博文と中国
中島真雄のこと
北一輝と宋教仁
田中義一と幣原喜重郎
田中上奏文の周辺
佐々木到一という軍人
石射猪太郎の対中国理念
東亜共同体論の中国理念〔ほか〕

著作者プロフィール

橋川文三

( はしかわ・ぶんそう )

1922年─1983年。長崎県生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学政経学部教授として近代日本政治思想史を教えるかたわら、戦後冷遇された日本浪曼派の思想をテーマに執筆活動を行う。主要著書:『日本浪曼派批判序説』『近代日本政治思想の諸相』(以上、未來社)『現代知識人の条件』(徳間書店)『歴史と体験』(春秋社)『西郷隆盛紀行』(朝日新聞社)『黄禍物語』『橋川文三著作集』増補版全10巻(以上、筑摩書房)

鶴見俊輔

( つるみ・しゅんすけ)

1922-2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

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