倉島節尚
( くらしま・ときひさ )1935年長野県生まれ。1959年東京大学文学部国語国文学科を卒業後、三省堂に入社。以後、30年間国語辞典の編集に携わる。『大辞林』(初版)の編集長。1990年から大正大学文学部教授。2008年より名誉教授。著書に『辞書と日本語』(光文社)、『辞林探究――言葉そして辞書』(おうふう)、『見て 読んで よくわかる! 日本語の歴史』(全4巻、筑摩書房)、監修・著書に「辞書・事典のすべてがわかる本」(全4巻、あすなろ書房)ほか多数。
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言葉は時代の変化を映し出すもの。貴族から武士へ、武士から庶民へ、社会を担う人が変わると言葉はどう変わるのか? 第2巻は今の日本語が形作られるまでです。
第1部 鎌倉時代の日本語(軍記物と和漢混交文の発達
発音の変化と仮名遣いの混乱
漢語の尊重)
第2部 室町時代の日本語(古代日本語から現代語へ
キリシタンの宣教師が記録した室町時代の日本語)
第3部 江戸時代の日本語(上方から江戸へ
出版の普及と教育制度の発展
黒船の来航)
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