ハンナ・アレント
( あれんと,はんな )1906─75年。アメリカの政治思想家。ドイツの同化ユダヤ人家庭に生まれる。ハイデガーとヤスパースに師事。1933年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、41年にはアメリカに亡命。20世紀の全体主義を生み出した人間の条件と対峙することを生涯の課題とした。著書に『全体主義の起原』『人間の条件』『イェルサレムのアイヒマン』など。
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3,300
円978-4-480-86380-5
0010
2008/01/08
A5判
280
頁哲学が政治を抑圧する。政治思想史の終わりを語り、絶滅戦争が現実化する時代に、新しい政治の始まりを展望する。『全体主義の起原』以降の思索の全軌跡。
第1章 ソクラテス
第2章 政治思想の伝統
第3章 モンテスキューによる伝統の修正
第4章 ヘーゲルからマルクスへ
第5章 伝統の終焉
第6章 政治入門
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