唐木順三
( からき・じゅんぞう )1904年長野県生まれ。旧制松本高校を経て、1927年京都大学哲学科卒業。1932年に初の評論『現代日本文学序説』を刊行し、以後、法政大学予科教授、明治大学教授などを歴任しながら、実存哲学と豊かな感受性を融合させた独特の評論活動を展開した。1980年没。著書に『無用者の系譜』『現代史への試み』『日本人の心の歴史』など多数。
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戦争期のファシズムの嵐に抗して最も今日的な課題を追求しつづけたユニークな思想家三木清。このすぐれた先覚に私淑した著者がその哲学の核心を解明する。
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