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筑摩選書

闘う図書館

——アメリカのライブラリアンシップ

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01758-1

Cコード

0300

整理番号

239

2022/10/12

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

アメリカの図書館は、デモクラシーの実現のために闘ってきた。伝統的な読書活動や情報提供サービスの枠を越え、分断化された社会に風穴を開け、排斥し合う人々をつなげる活動をしている。「公共の貸本屋」という従来のイメージとは異なり、インターネットなどの情報通信網をいち早く導入して人々に提供し、また存続を賭けてトランプ政権と繰り返し対立した。数々の危機や変革を乗り越え、民主主義の根幹を支えてきたアメリカ図書館界の仕組みと奮闘に焦点を当てる。

目次

序章 図書館がつくる民主主義
第1章 地域変革の触媒としての図書館
第2章 博物館・図書館サービス機構の誕生
第3章 インターネット時代の図書館
第4章 博物館・図書館サービス機構の発展
第5章 国と地方をつなぐ州図書館局
第6章 トランプvsアメリカ図書館

著作者プロフィール

豊田恭子

( とよだ・きょうこ )

豊田 恭子(とよだ・きょうこ):1960年、東京都生まれ。東京農業大学学術情報課程教授、ビジネス支援図書館推進協議会副理事長。お茶の水女子大学中文科卒業。出版業界誌「新文化」記者を経て、米国に留学。シモンズ大学(ボストン)で図書館情報学修士号を取得。帰国後、国際金融機関J・P・モルガンの日本支社でビジネスソースセンターを立ち上げ、またゲッティ・イメージズの画像データベースやNTTデータの環境データベースの運営に関わる。著書に『闘う図書館――アメリカのライブラリアンシップ』(筑摩選書、2022)、『専門図書館のマネジメント』(共著、日本図書館協会、2000)、『ちょっとマニアックな図書館コレクション談義 またまた』(樹村房、2019)などがある。

お詫びと訂正

2022年10月15日発行の『闘う図書館――アメリカのライブラリアンシップ』(豊田恭子著、筑摩選書)第1刷に誤りがありました。
下記の通り訂正し、お詫び申し上げます。

10ページ・5行目
【誤】一九九九年【正】二〇〇〇年

111ページ・後ろから7行目
【誤】約六〇〇〇ドル【正】約六〇〇〇万ドル

213ページ・後ろから5行目
【誤】五〇〇名【正】五〇名

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