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筑摩選書

南北戦争を戦った日本人

——幕末の環太平洋移民史

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01781-9

Cコード

0321

整理番号

264

2023/09/13

判型

四六判

ページ数

288

解説

内容紹介

米国の公文書記録によると南北戦争に日本人二名が従軍したという。鎖国下の日本を離れ、アメリカに生きた彼らの人物像と消息を追う、一九世紀の日本人移民の群像。

目次

序章 日系アメリカ人二世テリー・シマとの出会い―はじめに
第1章 南北戦争とマイノリティ―アジア・太平洋系移民
第2章 日本生まれの二人に近づく―アメリカでの記録から
第3章 漂流者・密航者たち
第4章 幕末の日本人の移動―使節団と密航者との接点
終章 旅の終わりに

著作者プロフィール

菅(七戸)美弥

( すが(しちのへ)・みや )

菅(七戸)美弥(すが(しちのへ)・みや):一九六九年生。二〇〇一年国際基督教大学大学院博士課程修了(博士・学術)。現在、東京学芸大学教授。専門はアメリカ史、移民・移住史。著書に『アメリカ・センサスと「人種」をめぐる境界──個票にみるマイノリティへの調査実態の歴史』(勁草書房、二〇二一年アメリカ学会中原伸之賞受賞)などがある。

北村新三

( きたむら・しんぞう )

北村 新三(きたむら・しんぞう):一九四〇年生。神戸大学大学院工学研究科修了、大阪大学工学部(助手)、神戸大学工学部(助教授、教授、工学部長)、副学長・理事を経て、現在、名誉教授。システム工学専攻。工学博士。著書に『暗号に敗れた日本──太平洋戦争の明暗を分けた米軍の暗号解読』(共著、PHP研究所)などがある。

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