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ちくま文庫

シェイクスピア全集18 冬物語

「再生」と「和解」のロマンス劇

妻と友人の仲を疑うシチリア王レオンティーズの嫉妬は数々の悲劇をもたらすが、16年後すべての誤解が解ける。晩年のロマンス劇。 【解説: 前沢浩子 】

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03318-5

Cコード

0197

整理番号

-10-18

2009/01/07

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

シチリア王レオンティーズは妻のハーマイオニと親友のボヘミア王ポリクシニーズの不義を疑い嫉妬に狂う。しかし侍女ポーライナから王妃の死の知らせが届き、後悔と悲嘆にくれる。時は移り、十六年後一同は再会、驚くべき真実が明かされる。人間の再生と和解をテーマにしたシェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。

著作者プロフィール

シェイクスピア

( しぇいくすぴあ )

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

松岡和子

( まつおか・かずこ )

1942年生まれ。翻訳家・演劇評論家。シェイクスピア全37作品を翻訳。個人訳としては史上3人目。この業績により、2021年、日本翻訳文化賞、菊池寛賞、毎日出版文化賞 朝日賞 小田島雄志・翻訳戯曲 賞を受賞。

メディア情報

新聞

2024/11/12

読売新聞「四季」で紹介されました。

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