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ちくま新書

チームの力

——構造構成主義による”新”組織論

最強の実践理論!

一人の人間の力はささやかでもチームを作れば“巨人”にだってなれる。独自のメタ理論を応用し、チームの力を最大限に引き出すための原理と方法を明らかにする。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06830-9

Cコード

0236

整理番号

1124

2015/05/07

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

一人の人間にできることは限られている。でも、チームを作れば“巨人”にもなれる。チーム作りとは希望を作ることでもあるのだ。「日本最大級の支援プロジェクト」を運営した著者が、独自のメタ理論「構造構成主義」をベースに説く、チームのための新しい組織論。チーム作り、リーダーシップ論、戦略の立て方、モチベーションを引き出す極意、トラブル解消法など、チームの力を最大限に伸ばす原理と方法を明らかにする。

目次

序章 『進撃の巨人』の“巨人”とは何か
第1章 なぜ未曾有のチームができたのか
第2章 どんなチームを作るのか―「価値の原理」(チームの骨格―目的・理念・ビジョン
リーダーシップとは何か)
第3章 ブレないチーム運営―「方法の原理」
第4章 機能するチームとは―「人間の原理」(適材適所とモチベーション
信念対立の回避と解消)

著作者プロフィール

西條剛央

( さいじょう・たけお )

1974年宮城県仙台市生まれ。早稲田大学人間科学部卒。同大学院で博士号取得(人間科学)。早稲田大学大学院MBA専任講師等を経て、現在、同客員准教授。本質行動学アカデメイア代表。「構造構成主義」という独自のメタ理論を創唱。この理論を用い、東日本大震災後の2011年4月、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、ボランティア未経験ながら日本最大級の総合支援プロジェクトへと成長させる。同プロジェクトは2014年、世界で最も権威あるデジタル・メディア・アートのコンペティション、「アルス・エレクトロニカ」のコミュニティ部門において、最優秀賞にあたる「ゴールデン・ニカ」を日本人として初受賞。 同年、「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2014」も受賞。『構造構成主義とは何か』(北大路書房)、『人を助けるすんごい仕組み』(ダイヤモンド社)、絵本『ぼくもだっこ』(講談社)な?ヌ、著書・共著書多数

この本への感想

この本では、「いわゆるエビデンス」に基づくとされる様々なチーム理論書と異なり、いうならば「ノー・エビデンス」チーム論を展開されています。「いわゆるエビデンス」にはまだまだ共通理解を得がたい部分が含まれていて、提唱者を含め一部の人には腑に落ちるかもしれませんが、反論者含め同意できない人もいます。その一方でこの本を通奏低音として基盤をなす「原理に基づく理路」は共通理解性を高める記述を成しています。
この本の独特のアプローチは、科学崇拝に傾いた考え方を見つめ直す好機ともなります。単なるチーム論を越えた素晴らしい1冊です。

ぶ~たろう

さん
update: 2015/05/15

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