高橋典幸
( たかはし・のりゆき )1970年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『鎌倉幕府軍制と御家人制』(吉川弘文館)、『源頼朝』(山川出版社日本史リブレット)、『日本軍事史』(共著、吉川弘文館)など。
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武士の世の幕開けを告げた保元・平治の乱から、秀吉による文禄・慶長の役まで、中世は武士による戦乱の時代だった。承久の乱や南北朝の内乱、応仁の乱、戦国のさまざまな合戦など、中世の画期となった重要な戦乱について、先端研究者が最新の研究に基づいて叙述。単なる戦乱史・事件史にとどまることなく、戦乱を切り口とした中世の通史・政治史として描き出す。そして、なぜ中世には全国規模の内乱が頻発したのか、その構造的要因を考察する。戦乱の世を一望に収める入門書。
保元・平治の乱
治承・寿永の乱
承久の乱
文永・弘安の役
南北朝の内乱
永享の乱
享徳の乱
応仁の乱
明応の政変
西国の戦国争乱――十六世紀前半の中国地域を中心に
東国の戦国合戦
石山合戦
豊臣秀吉の統一戦争
文禄・慶長の役
総論
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