瀧井一博
( たきい・かずひろ )瀧井 一博(たきい・かずひろ):1967年生まれ。専門は法制史(国制史、比較法史)。国際日本文化研究センター教授。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。著書『伊藤博文』(中公新書)、『明治国家をつくった人びと』(講談社現代新書)、『「明治」という遺産』(ミネルヴァ書房)、『大久保利通』(新潮選書)、『明治史講義【グローバル研究篇】』(編著、ちくま新書)など。
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日本の近代化はいかに成し遂げられ、それは世界史にどう位置づけられているのか。国際的研究成果を結集し、日本人が知らない明治維新のインパクトを多面的に描く
オスマン官僚と明治官僚―ムスタファ・ビン・ムスタファと渡邉洪基が見たもの
台湾で再現した「明治」―児玉後藤時代の鉄道技術者集団形成
一九世紀の革命としての明治維新―ナポレオンのイメージとナショナリズムの矛盾
明治日本と世界経済との関連―情報通信の組織化
明治天皇の皇位継承儀礼とその遺産
中国の明治維新研究概観―中華人民共和国成立後七〇年の展開
明治に学ぶ―過去・現在・将来のグローバル化
地域社会の固有性と普遍性―明治維新前後の越前大野を例に
近代エジプトにおける明治日本―『東方の太陽』を中心に
明治維新に関するベトナムの近年の研究関心
中国近代化のモデルとしての明治維新像―孫文と蒋介石の日本認識の比較
トルコから見た明治維新
フランスから見た明治維新―第一回国際東洋学者会議
タイ地方行政能力向上プロジェクト―「明治日本」の視点から考える
帝国の襲来―幕末日本のエリート官僚はいかにして生まれたか
紀州の夜明け前―紀州藩武家出身女性の明治時代への適応
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