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ちくま新書

辺野古入門

なぜ、ここに新しい基地が――? 20年にわたるフィールドワークをもとに、社会学者が、辺野古の歴史と現在を描き出す。親愛のこもった、沖縄入門。 

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07476-8

Cコード

0236

整理番号

1650

2022/04/05

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

普天間基地移設問題の最前線としての名護市辺野古――。しかし、そこには地域の歴史があり暮らしがある。キャンプ・シュワブとどのような関係にあるのか、普天間基地移設の候補地としてなぜ辺野古が浮上したのか、「条件つき受け入れ容認」とはいったい何を意味するのか。二〇年にわたり現地でフィールドワークを続ける社会学者が、親愛の情を込めて描く、辺野古を知ってもらうための初めの一冊。

目次

第1章 辺野古の歴史(シュワブ以前の辺野古
米民政府からの要請 ほか)
第2章 辺野古のいま(辺野古社交街の現在
軍用地料の存在 ほか)
第3章 普天間基地移設問題の経緯(1)一九九五‐二〇一〇(一九九六年四月―普天間基地移設問題の発端
一九九七年一月―「命を守る会」発足 ほか)
第4章 普天間基地移設問題の経緯(2)二〇一一‐二〇二一(二〇一一年六月―新生・命を守る会発足
二〇一一年一二月―環境影響評価書の提出 ほか)
第5章 二〇二二年名護市長選挙(一月一九日(水)くもり
一月二〇日(木)雲が多めの晴れ ほか)

著作者プロフィール

熊本博之

( くまもと・ひろゆき )

1975年、宮崎県生まれ。明星大学人文学部人間社会学科教授。著作に『交差する辺野古 問いなおされる自治』(勁草書房、第47回藤田賞)、共著に『東京の生活史』(筑摩書房)、『米軍基地文化』(新曜社)などがある。

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