ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,540
円978-4-480-08297-8
0110
-5-2
1996/11/07
文庫判
416
頁本書は、若き日のヴェーユがロアンヌ女子高等中学(リセ)の最高学年哲学級でおこなった講義の記録である。「心理学」から始まり、「精神の発見」「社会学」「倫理学」などを通して、意識・感情・国家・身体などを考察するこの講義は、独創的かつ自由奔放、そして何よりも生徒の人格を発展させようとする姿勢に貫かれている。この講義ののちロアンヌを後にしたヴェーユは、パリの電気会社で働くことになるが、講義録からは、「抑圧と自由」などの諸論考にはじまり『根をもつこと』に至る、その後の思想と行動を支える思索を見出すことができる。
心理学で用いられる方法
反射
本能
行為における身体の役割
感情における身体(反射と本能)の役割
思考における身体の役割
精神を求めて
精神の発見ののちに
社会学
倫理のよりどころ
審美的感情についての心理学
いくつかのプラン
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