J.G.フレイザー
( ふれいざー,J.G )1854~1941年。スコットランド生まれの人類学者。グラスゴー大学卒 業後、ケンブリッジのトリニティ・カレッジに進み、リヴァプール大学教授、トリニティ・カレッジ教授を歴任。1914年にはナイトに叙任。他の著書に『金枝H』『トーテミズムと外婚制』など。
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人類はいかにして火を手に入れたのか。世界各地より夥しい神話や伝説を渉猟し、文明初期の人類の精神世界を探った名著。 【解説: 前田耕作 】
1,430
円978-4-480-09268-7
0139
-18-3
2009/12/09
文庫判
368
頁人類はいかにして火を手に入れたのか―世界のあらゆる地域、民族に伝えられた神話や伝説のなかに、文明への一歩を特徴づけるこの神秘への、人類の飽くなき問いが刻印されている。地底の神々や先祖と戦い、隠された火の秘密を盗み出すポリネシアの大胆な若者たち。火を起こす技を秘めた男を惑わして、秘密を暴くアフリカの王女。大神ゼウスから火を奪った罰として、30年間、鷲に臓腑をえぐられ続けたプロメテウスをめぐるギリシア神話―。『金枝篇』で名高い人類学者・フレイザーが、壮大な神話の数々を通して、太古の人間の精神に迫る。
序論
タスマニア
オーストラリア
トレス海峡諸島とニューギニア
メラネシア
ポリネシアとミクロネシア
インドネシア
アジア
マダガスカル
アフリカ
南アメリカ
中央アメリカとメキシコ
キタアメリカ
ヨーロッパ
古代ギリシア
古代インド
要約と結論
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