荘子
( そうし )中国の戦国時代の思想家で、道教の始祖の一人とされる人物。姓は荘、名は周、子は尊称。あらゆる人為的なものを否定し、自然との合一を理想として生きた。
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「内篇」で展開された荘子思想のエッセンスを、会話形式による寓話や箴言の形にまとめた「外篇」。老子や孔子、列子など、中国の賢人たちによる精神の自由についてのハイレベルな会話も、福永・興膳両碩学によるテンポのよい訳で、楽しみながら理解することができる。「外篇」は荘子の思想が中国文化に与えた影響を知る上でも重要であり、たとえば“真の絵描き像”を論じた「田子方篇七」は美術史家によく引用され、「天運篇三」の“咸池の音楽問答”は、中国が生んだユニークな音楽論として知られる。「ひそみにならう」等、故事の由来がわかる話も
駢拇篇第八
馬蹄篇第九
〓(きょ)篋篇第十
在宥篇第十一
天地篇第十二
天道篇第十三
天運篇第十四
刻意篇第十五
繕性篇第十六
秋水篇第十七
至楽篇第十九
山木篇第二十
田子方篇第二十一
知北遊篇第二十二
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