王丹
( おう・たん )1969年、北京に生まれる。北京大学に在学中、学園の民主化運動に従事。1989年、学生代表として89民運を主導し、「6・4天安門事件」により懲役4年の刑を受ける。1995年、再逮捕。1998年4月、釈放されアメリカに亡命。三度、ノーベル平和賞候補になる。アメリカの民主基金会人権賞ほかを受賞。ハーバード大学に入学し、歴史系博士の学位を取得。台湾の中央研究院近代史研究所で研究、カリフォルニア大学、オックスフォード大学で客員研究員を勤める。現在、台湾清華大学客員教授。著作に、『王丹回想録』、『理想主義の時代』、『王丹の観点』などがある。