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シリーズ・全集

マルクス・コレクションⅦ 

——時局論(下) 芸術・文学論 手紙

《歴史は未来に向かって開かれている》

トルコやアメリカ問題など時局への発言とともに、ヨーロッパ各国文学・芸術への論評、名高い父への手紙のほかザスーリッチ宛書簡草稿をふくむ各種書簡類を収載。

定価

3,630

(10%税込)
ISBN

978-4-480-40117-5

Cコード

0310

整理番号

2007/01/25

判型

四六判

ページ数

472

解説

内容紹介

“歴史は未来に向かって開かれている”ポスト・ヘーゲル時代の知識人としてマルクスは、時代の表層の動きのなかに深層における変動の徴候を読み取ろうとする。前巻にひきつづき急転回する世界情勢への発言と、同時代の文学や思想についての洞察にみちた評論、手紙を収録する。

目次

時局論(下)(東方問題
スペイン革命
南北戦争 ほか)
芸術・文学論(ギリシア・ローマ
イタリア
スペイン ほか)
手紙(父への手紙
アルノルト・ルーゲへの手紙
ルートヴィヒ・フォイアーバハへの手紙 ほか)

著作者プロフィール

カール・マルクス

( まるくす,かーる )

カール・マルクス(Karl Marx):1818-83年。ドイツの経済学者・哲学者・革命家。科学的社会主義の創始者。ヘーゲル左派として出発し、エンゲルスとともにドイツ古典哲学を批判的に摂取して弁証法的唯物論、史的唯物論の理論に到達。これを基礎に、イギリス古典経済学およびフランス社会主義の科学的、革命的伝統を継承して科学的社会主義を完成した。また、共産主義者同盟に参加、のち第一インターナショナルを創立した。著書に『資本論』『哲学の貧困』『共産党宣言』など。

今村仁司

( いまむら・ひとし )

今村 仁司(いまむら・ひとし):1942-2007年。岐阜県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。元東京経済大学教授。専攻は社会思想史、社会哲学。

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