井伏鱒二
( いぶせ・ますじ )井伏 鱒二(いぶせ・ますじ):1898-1993年。広島県福山市生まれ。本名満寿二。はじめは画家をも志すも、やがて文学に専心し、『鯉』『山椒魚』で文壇に登場。独自のユーモアと哀感ただよう多くの作品を書いた。主な作品に『へんろう宿』『漂民宇三郎』『珍品堂主人』『黒い雨』など。『井伏鱒二全集』全28巻別巻2がある。
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井伏鱒二が発表した全ての作品を収録する。底本には初収録刊本を用い、井伏文学の形成過程をたどる。本巻には「二つの話」「侘助」「橋本屋」「夏まつり」「貸間あり」などを収録。
病人の枕もと
消息
契約書
加茂村にて
二つの話
経筒
侘助―波高島のこと
石垣
おぼろ夜―広島だより
福島の老人
追剥の話
疎開者不漁
橋本屋
当村大字霞ヶ森〔ほか〕
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