尾崎翠
( おさき・みどり )1896-1971。鳥取の生まれ。女学校時代に「文章世界」へ投稿を始める。故郷での代用教員ののち上京、日本女子大に入学、「無風帯から」を発表。女子大中退後、文学に専念、「アップルパイの午後」「第七官界彷徨」で一部の注目をあびる。昭和7年の帰郷後、音信を絶つ。戦後一時、行商をしていた。ついで老人ホーム。「第七官界彷徨」があらためて発見されたのちも、面会を固辞、ひっそりと死去。
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創作や映画台本の新発見生原稿二七〇枚をはじめ、未発掘だった少女小説三十余編を網羅。旧全集の刊行から二十年、評価の高まりとともに待望久しかった決定版全集。
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