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シリーズ・全集

渡邊二郎著作集 4 ハイデッガーⅣ

畢生のハイデッガー論の精華 『ハイデッガーの「第二の主著」 『哲学への寄与試論集』 研究覚え書き』 未公刊講義録とともに

遺著『ハイデッガーの「第二の主著」「哲学への寄与試論集」研究覚え書き』ほか、著者晩年の重要な論文、哲学的思索の結晶八篇を収録。解題・李洙正

定価

9,240

(10%税込)
ISBN

978-4-480-75264-2

Cコード

0310

整理番号

2011/09/13

判型

A5判

ページ数

640

解説

内容紹介

遺著『ハイデッガーの「第二の主著」「哲学への寄与試論集」研究覚え書き』ほか、著者晩年の重要な論文、哲学的思索の結晶八篇を収録。解題・李洙正

目次

1 ハイデッガーの「第二の主著」『哲学への寄与試論集』研究覚え書き(導入的小考
探索的考究)
2 『「ヒューマニズム」について』より(ハイデッガー『「ヒューマニズム」について』解説
ハイデッガー新訳の試み ほか)
3 遺稿論文三篇(限界状況
歴史的現代の特徴づけとしての技術時代について ほか)
4 「呼び求める促し」の思索から(“Ereignis”について
ハイデッガー論のためのメモ)

著作者プロフィール

渡邊二郎

( わたなべ・じろう )

昭和6-平成20年。東京大学文学部哲学科卒業。同大学文学博士。東京大学文学部教授、放送大学教授等を歴任。実存主義、解釈学、フッサール、ハイデッガー等について著書多数。訳書にフッサール『イデーンⅠ-1・2』、『イデーンⅢ』、ハイデッガー『存在と時間』(共訳)等がある。『渡邊二郎著作集』全12巻(筑摩書房)が刊行されている。

久保陽一

( くぼ・よういち)

1943年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。現在、駒澤大学教授。文学博士。専門はドイツ観念論。著書に『生と認識 超越論的観念論の展開』(知泉書館)、『ヘーゲル論理学の基底』(創文社)、『初期ヘーゲル哲学研究』(東京大学出版会)など、訳書にヘーゲル『信仰と知』(公論社)などがある。

榊原哲也

( さかきばら・てつや)

1958年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(哲学研究室)。現象学・解釈学・実存哲学に関する歴史的・体系的研究を行っている。また、看護やケア一般に関する質的研究法の一つである「現象学的アプローチ」から「ケアの現象学」を立ち上げる試みも行っている。主著に『フッサール現象学の生成――方法の成立と展開』(東京大学出版会、2009年)がある。

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