渡邊二郎
( わたなべ・じろう )昭和6-平成20年。東京大学文学部哲学科卒業。同大学文学博士。東京大学文学部教授、放送大学教授等を歴任。実存主義、解釈学、フッサール、ハイデッガー等について著書多数。訳書にフッサール『イデーンⅠ-1・2』、『イデーンⅢ』、ハイデッガー『存在と時間』(共訳)等がある。『渡邊二郎著作集』全12巻(筑摩書房)が刊行されている。
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“呼ぶこと”の存在論的美学研究、『芸術の哲学』『美と詩の哲学』。“美”は“呼びかけるもの”である―存在と美をめぐる晩年の思索。
1 芸術の哲学(芸術における虚構と真実
アリストテレスの『詩学』 ほか)
2 美と詩の哲学(美について(美の根本問題に向けて
美の問題性とプラトン ほか)
ロマン主義的詩情について(ドイツ・ロマン主義の位置
ドイツ・ロマン主義成立の背景 ほか))
3 芸術と生(シェリングの芸術哲学
ショーペンハウアーの芸術論 ほか)
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