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シリーズ・全集

ヴァレリー集成Ⅱ 〈夢〉の幾何学

19世紀末の心理学の新展開やフロイト精神分析の登場と同じ時期になされた、ヴァレリーの〈夢〉をめぐる極限の思考を多角的に収め、その現代的意義を問う。

定価

8,360

(10%税込)
ISBN

978-4-480-77062-2

Cコード

0398

整理番号

2011/05/25

判型

A5判

ページ数

656

解説

内容紹介

19世紀末の心理学の新たな展開やフロイト精神分析の登場と同時期になされた、ヴァレリーの“夢”をめぐる極限の思考を多角的に収め、現代的意義を問う。

目次

第1部 夢の物語(夢の物語(作品集より)
夢の物語(草稿より)
夢の物語(『カイエ』より))
第2部 夢研究(夢について(作品集より)
夢について(草稿より)
夢について(『カイエ』より))
第3部 目覚め・眠り(アルファベット
目覚め・眠り(作品集より)
目覚め(『カイエ』より) ほか)

著作者プロフィール

ポール・ヴァレリー

( ヴぁれりー,ぽーる )

1871年、南仏地中海沿岸のセットに生まれる。モンペリエ大学法学部に入学、ユイスマンス『さかしま』を読み、引用されたマラルメの詩に感動する。ピエール・ルイスやジッドと知り合い、91年にマラルメ宅を訪問。92年、伝説的な〈ジェノヴァの夜〉、94年、『カイエ』を書きはじめる。1917年、『若きパルク』を刊行、名声を得る。25年、アカデミー・フランセーズ会員に選出され、フランスの代表的知性と謳われた。45年、死去。

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