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シリーズ・全集

ヴァレリー集成Ⅵ

ヴァレリー、〈精神〉の到達点

ヴァレリー鍾愛のエスプリあふれる現代劇『固定観念』、詩的対話『魂と舞踏』『樹についての対話』の二篇、および極北の対話へむかう最晩年の劇作『わがファウスト』。「友愛書簡」を併収。

定価

8,800

(10%税込)
ISBN

978-4-480-77066-0

Cコード

0397

整理番号

2012/07/19

判型

A5判

ページ数

504

解説

内容紹介

20世紀最大の知性の輝かしい精神の軌跡を斬新なテーマ別に編集、すべて新訳で集成。三篇の「対話篇」から究極の劇『わがファウスト』へ―ヴァレリー、「精神」の到達点。エスプリあふれる現代劇『固定観念』、二篇の詩的対話『魂と舞踏』『樹についての対話』、さらに最晩年の畢生の大作『わがファウスト』。「友愛書簡」を併収。

目次

第1部 友愛書?ネ(ギュスターヴ・フルマンへ
ピエール・ルイスへ
ステファヌ・マラルメへ
アンドレ・ジッドへ
アンドレ・フォンテーナスへ
ヴィエレ=グリファンへ)
第2部 対話篇(固定観念―あるいは海辺の二人
魂と舞踏
樹についての対話)
第3部 わがファウスト(わがファウスト(稿本))

著作者プロフィール

ポール・ヴァレリー

( ヴぁれりー,ぽーる )

1871年、南仏地中海沿岸のセットに生まれる。モンペリエ大学法学部に入学、ユイスマンス『さかしま』を読み、引用されたマラルメの詩に感動する。ピエール・ルイスやジッドと知り合い、91年にマラルメ宅を訪問。92年、伝説的な〈ジェノヴァの夜〉、94年、『カイエ』を書きはじめる。1917年、『若きパルク』を刊行、名声を得る。25年、アカデミー・フランセーズ会員に選出され、フランスの代表的知性と謳われた。45年、死去。

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