古田徹也
( ふるた・てつや )1979年、熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。専攻は、哲学・倫理学。著書『言葉の魂の哲学』(講談社)で第41回サントリー学芸賞受賞。
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ウィトゲンシュタインとスタンリー・カヴェル。ふたりの哲学者の議論を手掛かりに、人間の心というものに迫る。勇気に満ちた、古田哲学のあらたな一歩。
第1章 他者の心についての懐疑論(「秘密の部屋」としての心
外界についての懐疑論 ほか)
第2章 懐疑論の急所(懐疑論の不明瞭さ、異常さ、不真面目さ
規準 ほか)
第3章 懐疑論が示すもの(懐疑論の真実、あるいはその教訓
生活形式への「ただ乗り」としての懐疑論 ほか)
第4章 心の住処(演技の習得
子どもが言語ゲームを始めるとき ほか)
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