小関智弘
( こせき・ともひろ )1933年生まれ。町工場の旋盤工として51年間働き続けたが、現在は作家として執筆に専念している。主な著書に『大森界隈職人往来』『粋な旋盤工』『羽田浦地図』『鉄の花』『職人学』『鉄を削る 町工場の技術』『春は鉄までが匂った』『仕事が人をつくる』『ものづくりに生きる』『町工場巡礼の旅』など。
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宇宙衛星やロボットといった最先端技術に欠かせない超精密パーツから、身のまわりの品物まで、あらゆるものを作り出す町工場。長年の経験や勘を武器に、知恵や工夫を重ねる職人たちの姿は、ものづくりの本当の楽しさを教えてくれる。日本の技術力を基礎から支える町工場の実力を、元旋盤工ならではの視点で描き出したルポルタージュ。
第1章 技術はだれのため、なんのため?
第2章 手先が器用でないと、工場で働くのは無理か
第3章 いまも生きている伝統的な技術・技能
第4章 人の感性と手の技、超精密機械はいまも人の手で
第5章 知恵と勇気とちょっぴりのお金
第6章 あっと驚く工夫のかずかず
第7章 工場の工は“たくみ”
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