清川妙
( きよかわ・たえ )1921年、山口県生まれ。奈良女高師(現奈良女子大学)卒業。教職を経たのち文筆活動に入る。古典評論、エッセイなどの執筆のほか、万葉集、枕草子などの講座や講演会などで活躍している。『うつくしきもの 枕草子』『八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅』『兼好さんの遺言』『心ときめきするもの──学び直しの古典』『つらい時、いつも古典に救われた』『清川妙が少女小説を読む 「なりたい自分」を夢みて』など著書多数。
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前向きに楽しく生きるためにも、古典の中から沢山のヒントを見つけよう。清川先生が自身に引き寄せて読み解く古典は、身近にいる友のようである。万葉集、枕草子、徒然草、百人一首などの古典に学ぶ生き方の知恵。
1 清少納言の心のバネ・好奇心(清少納言は腹心の友
性能のいい心のバネを持とう
小さな喜びの珠をつないで ほか)
2 兼好さんのしなやかな知恵(坂をくだる輪にはならない
心目ざめの小さな旅
仕事を持って生き続ける女性は美しい ほか)
3 古典のシンクロニシティー(百人一首
箱の中に入れるのは、いとしいものばかり
絵になる万葉の歌六首 ほか)
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