米窪明美
( よねくぼ・あけみ )1964年東京都生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業。学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムを具体的な儀式の作法から探り、解明する作業を続けている。著書に『明治天皇の一日』(新潮新書)、『明治宮殿のさんざめき』(文春文庫)、『天皇陛下の私生活』(新潮社)がある。
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鎌倉時代から650年にわたり薩摩の地を治めてきた島津家。その私領である都城島津家は4万石に多数の武士を抱え、藩の中で特殊な地位にあった。その都城島津家が残した日誌をはじめとする多数の史料から、明治維新とその後の日本の近代化を主導した薩摩藩の実像、都城島津家の君主と家臣団の知られざる物語が浮かび上がる。薩摩から見たもう一つの日本史、迫真の歴史ノンフィクション。
第1章 謎の国書
第2章 武士の王国
第3章 京の守護者
第4章 薩英戦争
第5章 日本最強の部隊
第6章 島津、分断す
第7章 西南に独立国家あり
第8章 戦火、巳む
第9章 殿様と新政府
第10章 ふたたび海を渡る
終章 帰還
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