片山杜秀
( かたやま・もりひで )1963年宮城県生まれ。思想史家、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は近代政治思想史、政治文化論。主な著書に『音盤考現学』『音盤博物誌』(アルテスパブリッシング、吉田秀和賞とサントリー学芸賞受賞)、『未完のファシズム』(新潮選書、司馬遼(★正字)太郎賞受賞)などがある。
loading...
クラシック音楽をより深く愉しみたいなら、近代以降の歴史的な脈絡をつけて聴くのがよい。フランスなら、ドビュッシーからブーレーズ以降へ。旧ソ連なら、ミャスコフスキーがいて、ショスタコーヴィチがいてシュニトケがいる。古典的な名曲から現代音楽までを整理し、西洋音楽の本質に迫る。サントリー学芸賞(第30回)・吉田秀和賞(第18回)をW受賞した傑作を再編集して文庫化。縦横無尽で自由自在な音楽批評。
バッハの罪?
ご先祖様はモーツァルト?
踊れ、ベートーヴェン!
フランク沈没
シェーンベルクと編曲の夢
さよなら、クライスラー
火男、がんばる
「ミャス六」の謎
グルジェフ式ラジオ修繕法
ドビュッシーの前にひざまずくヒンデミット〔ほか〕
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。