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ちくまプリマー新書

友だちは永遠じゃない

——社会学でつながりを考える

社会はいつも更新中

親子や友人、学校や会社など固定的な関係も「一時的協力理論」というフィルターを通すと、違った姿が見えてくる。そんな社会像やそこに見いだせる可能性を考える。

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68924-5

Cコード

0236

整理番号

222

2014/11/05

判型

新書判

ページ数

176

解説

内容紹介

凝り固まって息苦しいように感じられる人間関係や社会も「一時的協力理論」というフィルターを通すとちょっと違った成立の姿が見えてくる。そんな社会の像やそこで考えられる可能性を想像してみよう。

目次

第1章 「無縁社会」って本当ですか?(無縁社会という捉え方
つながりのきっかけが変わってきた
無縁社会説が見逃していること)
第2章 「一時的協力」で考えてみよう(一時的協力理論とは何か
人と人との協力のあり方
協力に協力してくれる存在)
第3章 集団・組織での一時的協力とは(一時的協力はいつも不確か
協力を持続可能にする工夫
集団における一時的協力の見直し)
第4章 一時的協力理論がひらく可能性(ほころびだらけでも大丈夫な社会
協力しないことの意義
集団の存在意義を獲得する)

著作者プロフィール

森真一

( もり・しんいち )

1962年生まれ。神戸市外国語大学卒業後、関西学院大学社会学部卒業。同大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、追手門学院大学社会学部社会学科教授。専門は理論社会学、現代社会論。著書に『ほんとはこわい「やさしさ社会」』『「お客様」がやかましい』(ちくまプリマー新書)『自己コントロールの檻』(講談社選書メチエ)、『どうしてこの国は「無言社会」となったのか』(産学社)など。

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