大澤真幸
(社会学者)×平野啓一郎(小説家)
「憲法と自由」の夜:
私たちはどこから来て、どこへ行くのか
■日時:2016年10月13日(木)19:30-
■場所:ジュンク堂書店 池袋本店4階喫茶室
■費用:入場料 1000円(ドリンク付)
■申込:受付1階案内カウンターにて。お電話でのご予約も承ります。
Tel 03-5956-6111 Fax 03-5956-6100
いまの憲法が出来てから、70年以上がたった。
ときに圧倒的な暴力でもって、暮らしのかたちを破壊してしまうのが、国家という存在。
それが暴走しないよう、コントロールするための仕組みが、憲法。
2016年の今、この憲法を、憲法をめぐる状況を、いちばん大切なところから点検していったとき、なにが見えてくるだろうか?
9条改正だけでなく、なにより危険だとも言われる緊急事態条項のこと、「家族条項」のことなど、「憲法と自由」にかかわる重要問題を取り上げ、社会学者の大澤真幸さんと小説家の平野啓一郎さんが語り合う。
新聞・テレビでは深められない論点がいくつも提示される90分となるはず。「これからの日本」が気になる方は、ぜひ、ご来場を!
〈講師紹介〉
大澤真幸 1958年生まれ。社会学者。思想誌『THINKING「O」』(左右社)主宰。著書に『ナショナリズムの由来』(講談社、毎日出版文化賞)、『不可能性の時代』(岩波新書)、『自由という牢獄』(岩波書店、河合隼雄学芸賞)、『ふしぎなキリスト教』(共著、講談社現代新書、新書大賞)ほか多数。最新刊は『可能なる革命』(太田出版)。
平野啓一郎 1975年生まれ。小説家。デビュー作『日蝕
』(新潮社)で芥川龍之介賞を受賞。『決壊』(新潮社、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『ドーン』(講談社、Bunkamura
ドゥマゴ文学賞)、『空白を満たしなさい』(講談社)、『透明な迷宮』(新潮社)、『私とは何か――「個人」から「分人」へ』(講談社現代新書)等の著作がある。最新刊は『マチネの終わりに』(毎日新聞出版)。