多田一臣
( ただ・かずおみ )1949年生まれ。二松學舍大学特別招聘教授、東京大学名誉教授。専門は日本古代文学。著書に、『古代文学表現史論』(東京大学出版会)、『大伴家持』(至文堂)、『上代の日本文学』(放送大学教育振興会)、注釈書に、『日本霊異記』上・中・下(ちくま学芸文庫)、『万葉集全解』1~7(筑摩書房)、編著書に『万葉語誌』(筑摩選書)などがある。
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『万葉集』にあらわれる重要語、一五〇語を掲げ、語義を解説する“読む辞典”。『万葉集全解』全七巻の表現論的な万葉歌理解の成果を反映しつつ、現象的・表面的解説を旨とする従来の万葉語辞典とは一線を画しながら、各語に内在する古代的な論理や世界観を掘り起こす。万葉語の世界を体得するための必読の書。
あか(赤)
あかとき(暁)
あき(秋)
あく(飽く)
あさ・あした(朝)
あそび(遊び)
あめ・あま(天・雨・海人)
あら(荒・現・新)
あを(青)
いき(息)〔ほか〕
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