藤原マキ
( ふじわら・まき )1941年大阪生まれ。1945年島根県加茂町へ疎開の後、高校時代に帰郷。高校卒業後、関西芸術座で2年間演劇を学び、上京。「ぶどうの会」「変身」「状況劇場」などで活躍。代表的出演作として、状況劇場の『腰巻お仙』の初代お仙役、『由井正雪』の夜桜姐さん役など。退団後、漫画家・つげ義春氏と結婚、一児をもうける。1999年逝去。著書に『駄菓子屋――藤原マキ画集』(ワイズ出版)、『こんなおみせしってる?』(福音館書店)など。
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つげ義春夫人である著者が、夫と子どもとの毎日を綴った「私の絵日記」。子どもとの愉快な会話、散歩、初雪、オトウサンのスイトン…。家族や友人との日常の中で感じるささやかな幸せを愛らしい絵とのびやかな文で描き、多くの読者の心を掴んできた名作。その他、「もらい風呂」「ダルマストーブ」など、著者が子どもの頃の懐かしい風景を絵と文で描写。親子3人の写真集、つげ義春「妻、藤原マキのこと」収録。カラー口絵8頁。
私の絵日記
あとがき
マキの思い出エッセイ
マキの懐しい風景
家族写真集
「妻、藤原マキのこと」=つげ義春
解説「藤原マキさんのこと」=佐野史郎
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